昭和36年~42年にかけて、県営砺波中部用排水改良事業により整備された四ヵ村用水路は、水路の老朽化が進行し、水利機能に支障が生じてきたため、県営基幹水利ストックマネジメント事業により事業を実施しております。
事業概要
事業名 | 県営基幹水利ストックマネジメント事業 |
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地区名 | 四ヵ村地区 |
受益面積 | 525ha |
事業工期 | 平成26年度~令和3年度 |
事業費 | 14億4千万円 |
事業内容 | 四ヵ村用排水路 L=5.1km 茶ノ木用排水路 L=0.7km コンクリート内張工法 フリューム設置 |
図面等 | 計画一般図(pdf) |
目 的
本地区は、小矢部市に位置し、一級河川旅川の四ケ村頭首工より取水し受益農地をかんがいしている。地区内の生産基盤は県営及び団体営事業によりほ場整備が施工済みであり、今後も農業経営の安定を図ることが求められている。本計画路線は無筋コンクリートや積ブロックで施工されているが、完成後45年~49年を経過し、水路の老朽化が著しい。このため本事業の施行により施設の長寿命化を図り、水管理の合理化及び農業経営の維持を図るものである。
現状写真
水路ブロック積崩れ状況
吸い出しによる水路ブロック積の抜け
工事中写真
完成写真
H29年度 茶ノ木用水路第1工区工事 完成(㈱府録組)
H29年度 四ヵ村用水路第2工区工事 完成 ㈱勢田建設
H29年度 四ヵ村用水第3工区工事 完成 ㈱山ワ建設工業
R1年度 四ヵ村用水第10工区工事 完成 ㈱吉田組